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聖ノア通信 - 当病院の日々の出来事、ペットにまつわる色々な話をつづります -

それぞれの現場

全国各地で、鳥インフルエンザが続発して止みません。

私は野生動物のある学会に名前だけ所属させてもらっていますが、今、盛んに情報が交換されているのは鳥インフルエンザ関係と、そして先月末の1月30日に金沢港沖で起きた原油流出事故があります。

8708トンの貨物船が防波堤に乗り上げ座礁、昨日の段階で金沢の海岸線69kmにわたって油が漂着しているそうです。

毎日状況報告が入り、「応援できる方はお願いします」と呼びかけもあります。

吹雪く冬の海で、油の回収作業をしてくれている方々がおり、また汚染された一羽、一羽の海鳥を保護し、洗浄するために走っている方々の情報がメールで入るたびに、彼の地の様子を思い浮かべます。

鳥インフルエンザの方は、毎日何十万羽の単位で殺処分されるニワトリのことが家畜衛生上でも経済問題でも非常に大きい為に連日報道されていますが、しかし原油流出はあまり知られないままになりそうです。

ある獣医は十万羽のニワトリを殺処分する為に今日も白い防護衣に包まって黙々と働き、ある獣医は一羽の海鳥を救うために防寒コートの襟を立てて海岸線を歩き続けている。

メールを読みながら、そんな同業獣医達を思いました。
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